移動ド唱法習得への道

 

こんにちは!

 

とるげです🤘

 

今回の記事では、いよいよ

移動ド唱法のトレーニングのやり方

説明していきます。

 

この記事を読んで、

正しい手順を踏んでこの技術をしっかりと

身につけてください!

 

逆に読み飛ばすなどしたら

正しいやり方を習得できずに

間違ったことを覚えて、より耳コピへの

道が遠くなると思ってください。

 

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今までの記事では散々、

調を基準に考えることが大事なこと

と説明してきました。

 

なので、この調というやつの感覚を

まず理解してもらいます。

 

我々は歌を歌っている時

実は、無意識に調を頭の中に作っています

 

これは音楽経験の有無に関わらず

誰でも持っている能力です。

 

例として、カラオケで

イントロがなく突然メロディから始まる歌は

最初、音が取りづらい

イメージがありませんか?

 

逆に、ちゃんとイントロがある曲は

すんなりと最初からメロディをとれると

思います。

 

これは、イントロを聞いているあいだに

無意識に自分の頭の中でその曲の調を

作り上げているからなのです。

 

この

「今頭の中でつくりあげてる調は○○だな」

「今違う調に切り替わったな」

という感覚を意識できるようになるのが

とても重要なのです。

 

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次のステップは

今頭の中に浮かんでいる調が

全部で12種類ある中のどの調なのか特定する

です。

 

初心者の方におすすめなのが

ずばり、

 

「ドの位置を探す」

 

という方法です。

 

 

ここのドと言う音はCではなく

その調の主音のことを指します。

 

たとえば、ヘ長調ならFがドの音です。

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また、ニ長調ならDがドの音です。

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当たり前のことですが、

12種類全ての調においてドの位置は違います。

 

つまり、

ドの位置さえ分かれば

その調もスケールも特定することが出来る

というわけなのです。

 

では、どのようにしてドの位置を特定するのか

それは以下の3つのステップを踏みます。

 

ステップ1

曲を聴く

 

ステップ2

ドの音の高さをイメージする

 

ステップ3

その高さの音の鍵盤を探す

 

 

一番大事なステップは

圧倒的にステップ2のドの音を探すところです

 

「いやいや、ドの音って言われても分からんし、、、」

 

と、考えてしまうと思いますが

意外とドの音というのは探しやすいのです。

 

ドの音、つまり主音の音というのは

名前の通り主役の音と言うだけあって、

非常に落ち着いた音色をしています。

 

つまり、曲の最後で

チャーンと終わった時の音

イメージするとわかりやすいと思います。

 

これは付け焼き刃ではなく

実際に曲の最後を聞けば

その曲の調が分かるということはよくあります

 

しかし、途中で転調した曲や

あえて、余韻を残す終わり方をした曲に

対してはこの方法はとれません。

 

ですが、別に最後まで聞かずに

ある程度、

自分の中でその曲の調が滲んできた

思ったらドの音をイメージしてみると

案外できるものです。

 

ドの音さえイメージできれば

あとは鍵盤から手当たり次第に

音を探るだけです!

 

見事、ドの音を見つけることができたら

おめでとうございます。

あなたはついに音感を手にしました!!

 

ドの音をイメージできて、

逆に、その音を聞いて

あぁ、これはドの音だなとわかることが出来る

これは立派な音感と言われるものです!

 

今回ドの音にしたのは

ドが1番とっつきやすい音だからです。

 

この感覚で色んな音を、今回のように

聞き取れるようにしていけばよいのです!

 

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いかがでしたでしょうか?

 

次回以降の記事では、

この移動ド唱法の裏ワザと

実際に僕の経験をお話します。

 

最後までご覧頂きありがとうございました🎹