コードを聞き取る力!

こんにちは!

とるげです🤘

 

今回の記事では、

コード、和音を判別する音感について

お話したいと思います。

 

今回の記事を読み取って

コードをも聞き取る音感を手に入れましょう!

 

そうすることで、

耳コピの際にリズムも聞き取れるようになり、

憧れの即興演奏がすぐ目の前まで

やってくると思います!

 

逆にこの記事を読まないと、

皆さんが夢見る耳コピ演奏は

習得できなくなりますので、頑張りましょう!

 

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和音を感じるには、

2つの音感が大事になってきます!

 

それは、

縦の響きを感じる音感

横の繋がりを感じる音感

のふたつです。

 

ここでは、

縦を和音感、横をコード進行感と呼びます。

 

それぞれの音感を細かく説明すると、

和音感というのはたとえば、

ジャーーーンと鳴らされた和音を聞きとるのに

該当します。

 

そして、もうひとつのコード進行感は、

異なるコードがジャーンジャーンジャーン...

と鳴り続けた時の移り変わり

聞き取る音感です。

 

コードのまとまりが持つ雰囲気を感じ取る音感

とも言い換えることができます。

 

より重要な音感は、コード進行感の方です。

 

なぜなら、

和音感の方は一つ一つのコードを分解する

という意識が大事ですが、

コード進行感の方はいくつかのコードの

まとまりをセットで認識できるので

より強力だからです。

 

音楽では常にコードが変わることで

感動、盛り上がり、切なさ、壮大さを

表現します。

 

いくつかのコードが連なってでるき雰囲気を

まるごと理解しようとするのがコード進行感

なのです。

 

また、前の記事でも言った通り

同じAmというコードであったとしても

前後にあるコードや出てくるタイミングなどで

その印象や雰囲気は様変わりします

 

だから、単発の和音を聞き取る和音感は

すこし力不足なのです。

 

もちろん、だからといって

和音感が不要かと言うとそうではありません

 

コード進行感がメイン

和音感がサブという感覚でいてください。

 

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次に、僕が和音の耳コピをするときの

簡単な流れを説明します。

イメージでいいので掴んでみてください!

 

今回、サビを耳コピしてみる曲は

スピッツのロビンソンという曲です。

 

皆さん1度は聞いたことあるのでは

ないでしょうか?

有名な曲ですね!

 

第1段階

サビの出たし4小節を聞いた時まず、

「あ、4536の王道進行だな」

と察知します。

 

この時、音を全て把握しているわけではなく

あくまで雰囲気を感じ取っているだけです。

 

コード進行のまとまりが持つ雰囲気や、

盛り上がり下がりの起伏から

ぼんやりとしたイメージがある程度ですね。

 

もちろんキー(調)はまだ分かっていないので

何らかの調で

「Ⅳ → Ⅴ → Ⅲm → Ⅵm」的な雰囲気の進行

だなくらいの感じです。

 

第2段階

ぼんやり聞いてるとこれくらいしか

分かりませんが、さらに聞き込んでみると

コード進行の詳細が分かってきます。

 

「響きが若干違うから王道の派生かな」

「2番目のコードが分数、3番目のコードは

7thの雰囲気があるな」

 

これくらいまで判別ができるようになります。

これも1音1音聞き取っている訳ではなく

全体の雰囲気から察しています。

 

(第3段階)

さらにここから突き詰めて行くことで

ベースラインや各楽器のパート、

ボイシングの形などなど聞き取れるようになる

というレベルがあります。

 

しかし、これはコードを聞き取る能力とは

あまり関係がないですし、上の二つを

余裕でこなせるようになって初めてできる

芸当ですので今回は割愛します。

 

と、ここまで大まかな流れを説明しましたが

イメージと違ったって人が多いかもですね。

 

大事なのは

最初はザックりであとから詰めていくという

流れであると理解しておくことですね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回の記事では、コード進行感の重要性を

お伝えしました。

 

 

次回以降の記事では、二つの音感の

しくみについてお話します!

 

 

イメージトレーニングは大事なので、

今すぐコードを掴む感覚を身につけてみて

ください!!

 

 

最後までご覧頂きありがとうございました🎹