移動ド唱法実践編!
こんにちは!
とるげです🤘
今回の記事では、
移動ド唱法のより実践的な話をします!
この記事を読み込んで、
さらに発展的な音感トレーニングに
取り組んで欲しいです!
逆に読み飛ばすなどすると、
いつまで経っても実践に使える技術が
磨かれず、耳コピなんて
夢のまた夢になるでしょう。
これに限らず、
トレーニングというのは
インプットとアウトプットのふたつの作業が
とても重要になってきます。
そのふたつの違いはなんなのか、
それは
新しい知識や考えを頭に入れるのがインプット
それら知識を正確に引き出すのがアウトプット
です。
前回までやってきた、移動ド唱法
つまり、メロディをドレミで歌うというのは
メロディと階名を結びつけるという
今までになかった新しい知識を植え付ける
インプットの作業という訳です。
極論、インプットの作業を行い続ければ
ある程度のレベルには到達できます。
しかし、アウトプットの作業を折り込むことで
より確かな能力の習得の道が拓けるのです。
言ってしまえば、このアウトプットの作業こそ
耳コピアレンジに必要な実践的な音感なのです
このアウトプットの作業には2種類あります
1つ目は
「音を聞いて階名を導く」
2つ目は
「階名をみて音を導く」
というものです。
1つ目の「音→階名」のアウトプットは
メロディ聞いて判別しそれを演奏する、
いわゆる、耳コピのスキルそのものです。
逆に、2つ目の「階名→音」のアウトプットは
頭の中で自由に音をイメージする能力で、
いわゆる、アレンジや即興演奏に
役立つスキルです。
あらゆる、メロディやフレーズで
この両方向のアウトプットができれば
皆さんが目指す、理想の耳コピアレンジが
可能になるというわけです!!
つまり、
頭の中に音と階名を結びつけた記憶を作り、
その後、「音→階名」「階名→音」両方向の
アウトプットをできるようにする。
これがとっっっても大事なポイントになります
強く意識し続けましょう。
最後に、アウトプット作業の具体的なやり方を
説明します。
様々な方法がありますが、
最もオーソドックスなやり方を取り上げます。
「音→階名」のアウトプット
①インプット済のメロディを階名にしてみる
インプットしたフレーズを頭から引き出せるか
動画の確認作業。
言わば、復習のような感じ。
たとえば、「ハッピバ~スデ~トゥ~ユ~♪」
というメロディを
階名で歌えるかどうか確かめる。
(「ソッソラ~ソ~ド~シ~♪」が正解)
②新しいメロディを階名にしてみる
未知のメロディでもインプットができるように
する練習。
③目を閉じて鍵盤を適当に鳴らして音当て
何らかの調を頭にセットした状態で、
ランダムに音を鳴らして音当てする。
自分でやると大体のと音にイメージが
できるので、他人にやってもらうなどして
工夫してみる。
「階名→音」のアウトプット
①ランダムに階名を見て歌ってみる
たとえば、紙などに階名で
適当なフレーズを書いて、実際に弾いて
歌ってみる。
②メロディを鍵盤で引く前に歌ってみる
適当なメロディや即興的な演奏の際に、
鍵盤で音を弾く前に、その音が実際に
頭の中で鳴っているかどうか確かめる。
以上です!
いかがでしたでしょうか?
次回以降の記事では、
具体的なフレーズを扱った話を進めていきます
今すぐにこの記事をブックマーク!
そして、頭の中でメロディのイメージに
取り組んでみましょう!!
最後までご覧頂きありがとうございました🎹